ＷＢＣ・日本対アメリカ

ＷＢＣ・日本対アメリカ。
アメリカが４対３で日本を下した。

最大のヒーローはデービットソン主審。

８回、岩村の打球がレフトへと飛んでいく。
レフトがキャッチした瞬間、サードランナーの西岡がタッチアップ。

レフトからの返球はそれて、西岡は悠々とホームに返ってきた。
当然、塁審も日本の４得点目を認める。

しかし、アメリカチームの監督が、レフトが捕球する前に西岡はベースから離れてタッチアップしたとして、抗議をする。それに対してデービットソンは判定を覆して日本の貴重な４得点目を取り消す。

この展開で判定が覆ること自体、前代未聞である。
これは、王監督も選手達も日本のマスメディアも述べているだけでなく、
アメリカのマスコミも、

「疑わしき判定によってアメリカは勝利することができた」

と述べ、更に、朝鮮日報は、

「アメリカは実力で勝てないので判定を覆した」

と報じた。

塁審が得点を認める判定をし、それを覆したデービットソン主審。
タッチアップした西岡に最も近かったのは、塁審であり、
デービットソンは距離的にも的確なジャッジをできたかは疑わしい。

イチローの本塁打・川崎の適時打・上原の好投。

非常に内容の濃いゲームで、日米共に緊迫した試合であっただけに、
純粋に楽しめない原因を作ったデービットソンの誤審は残念でならない。
日本が韓国とメキシコに勝って、準決勝で再びアメリカと対戦し、今回の借りを返すことを切望する。

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