ＷＢＣ・準決勝、日本対韓国

３度目の正直だ。ようやく、韓国相手に白星をあげることができた。

アジアラウンドとアナハイムでの韓国戦は、拮抗した試合展開だった。
わずかなミス・単純な失敗が命取りになる気の抜けないゲーム。
そんな展開の中、強固な投手力と堅い守りの韓国が接戦を勝利した。

そして、準決勝。
今回もなかなか得点の入らない投手戦であった。

沈黙を破ったのは７回、代打・福留の２ランホームラン。
続いて小笠原が死球で出塁し、里崎のタイムリー・エンタイトル２ベース。
更に、青木に代わって代打の宮本・イチローと連続で得点し、一気に５得点した。

投手の防御率では、この大会において韓国には負けていた。
勝っていたのは打率。ただ、今まで残塁が多かったりと繋がりに欠けていた。
その課題を感じさせない今日の猛攻。見ていて興奮を覚える。

先発の上原も安定した内容のピッチングで、
今大会・５ＨＲのイ・スンヨプなども三振でねじふせ、見ている者を震撼させた。

力を発揮した日本は世界でも屈指の強さである。
決勝の相手・キューバにパワーでは劣るかもしれないが、
日本には基本的な技術では引けをとらない。

是非是非、決勝で日本の持ち味を活かせる試合を見たいものだ。

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